外断熱・二重通気の住みごこち ソーラーサーキットの家

20年2万棟の実績が語る品質と信頼。

「季節を問わず一年中快適に暮らせる、新しい日本の家をつくりたい」。そんな思いを抱き、「ソーラーサーキットの家」の開発に成功したのは1988年。外断熱に二重通気を組み合わせた、画期的な家として誕生しました。以来、工務店の皆さまとともに、さらなる品質に向け改良を続け今日に至ります。
現在では、夏さわやかで冬あたたかいという魔法のような住みごこちに対して、2万を超えるご家族からの感謝の声が、ソーラーサーキットの家を建てる工務店に寄せられています。ソーラーサーキットシステムをご採用いただいている工務店も日本全国に広がり、これまで以上に多くのご家族に「ソーラーサーキットの家」をお届けできる体制が整いました。
これからも積み上げた実績と信頼をベースに進化を続けながら、外断熱・二重通気のオリジナルブランドとして、ご家族の夢に「住みごこち」という品質でお応えしてまいります。

20年で2万棟の実績チャート

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ソーラーサーキット物語

はじめに

現代の住宅では、“居住性”と“資産価値”が最も重要な要件であると考えられています。
こうした認識が一般化していく過程において、「ソーラーサーキットの家」の誕生は画期的な意味をもっていました。
戦後の住宅の歩みを垣間見ながら、ソーラーサーキットの開発から普及にいたる物語を簡単にご紹介します。いま、なぜ「ソーラーサーキットの家」が多くの方々から熱い支持を集めているのか、その理由の一端をご理解いただけたらと思います。

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「住みごこち」への挑戦

戦後、住宅産業は急成長を遂げました。
復興に伴う需要に後押しされ、建設資材や住宅設備、また建設方法などの技術も革新的に向上しました。
これと並行して、一方では「住みごこち(居住性)」についての探究も少しずつ行われるようになっていました。どんなに新しい建設資材を用いても、住宅本来の機能である「住みごこち」が向上しなければ、本質的には住宅の技術的進歩とは言えなかったからです。

やがて「住みごこち」への探究の中心テーマは、室内温熱環境のあり方へと向かいました。
室内温熱環境は、居住性という住宅の本質と結びついた極めて大切なテーマです。快適性、健康などの言葉で語られる室内温熱環境は、住宅の質を大きく左右するものとして、次第に広く認識されるようになっていきました。

「住みごこち」への探究が一気に顕在化したのが、1973年に起きた石油危機の中で、省エネルギー対策として採用された断熱材の普及でした。
皮肉なことに断熱材の利用は、その省エネ効果とは裏腹に、住宅の住みごこちを損ねる原因ともなりました。
断熱材の普及が引き起こした問題をきっかけに、「住みごこち」のテーマは、居住空間や構造そのものをどう扱えばよいかという課題に発展していったのでした。

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断熱・気密が招いた基本的諸問題

省エネ対策としての断熱材利用及び気密に関わることが招いたのは、カビ・ダニの発生によるアレルギーなどの問題でした。当時、カビ・ダニを原因とするアレルギーなどは、一部で“ビル病”として知られていましたが、それが一般住宅の問題として浮かび上がったのです。建物の西洋化に伴い、断熱材を用いた気密性の高い家ほどアレルギーの症状が起こりやすいことが分かってきました。

これに加えて、断熱材が建築物の耐久性そのものにも悪い影響を与えることも明らかになりました。断熱材を使った家が、わずか築数年で腐り始めたのです。「家が腐る」という現象は、直接的には小屋裏・壁内・床下などの躯体内に起こる結露が原因でした。
吸水という性質を断熱材がもつために、腐朽菌が繁殖して構造材が損傷を受け、建物の劣化が著しく早められる結果となったのです。

室内の表面結露によるカビやダニの繁殖、そして構造躯体内の結露による耐久性の劣化は、住宅づくりにおける重大な課題となりました。さらに居住空間でも、同じ家の内での大きな温度差の発生、空調機や換気不足による空気の汚染など、「住みごこち」への探究にはまだまだ多くの課題が山積みでした。

しかし、こうした事態に対して、住宅業界ではさまざまな試行錯誤が積み重ねられました。断熱材の採用から端を発した住みごこちと耐久性にかかわる問題の解決のために、一部では断熱・気密の先進地域である北欧米の住宅が参考にされたり、また国内においても多くの研究や実践がなされました。

そしてようやく現在になって、室内や躯体内の問題を解決できる技術や手段を手にできる時代を迎えたと言うことができるでしょう。ただ現実には、石油危機から30年経った今もなお、多くの新築住宅においてこうした問題を解決する技術が現場に活かされていないのも事実です。最新の建設資材を用いて効率よく家を建てるだけの手法が平然と行われており、残念なことに住む側にとっては世代に渡る大問題として放置されてつづけているのです。

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高断熱・高気密住宅

多くの研究成果の一つとして、1985年頃から、新たな高断熱・高気密住宅が北海道で建てられはじめました。「高断熱・高気密・計画換気」を基本概念とする、防湿・暖房・配管などに十分配慮した住宅です。また、こうした新たな住宅の誕生により、それまでは技術的に難しかった吹き抜けや連続した空間デザインにも注目が集まり始めました。 しかしこの段階において、実際に高断熱・高気密住宅が普及するには、それに相応した換気設備やレンジ・フード、空調機などが安価に国内で生産されるまで待たなければらないのが現状でしたが、安易な断熱化・気密化により生じる問題が、輸入品に頼りつつも、一つの解決方法を見出したことを意味しました。

高断熱・高気密住宅は、断熱の方法により、大きく二つに分類されます。一つは外断熱(外張)工法であり、もう一つは内断熱(充填断熱)工法です。

外断熱工法は、レンガやコンクリートなどの比熱の大きな素材を構造躯体に用いた建物に適した断熱工法として、1970年頃に北欧で用いられました。
カネカでは、この外断熱工法を日本の住宅に適合させるための研究開発を行い、1984年、木造住宅用外断熱工法として「カネライト・ハウス工法」(KHK)を確立しました。これがソーラーサーキットの前身になりました。

当時、「カネライト・ハウス工法」(KHK)は、住みごこちを左右する温熱環境を良好な状態に保つ最先端の工法として注目されました。
これは快適な居住性・省エネ性能・資産価値の保全という、住宅本来が備えるべき要件を同時に満たす外断熱工法の具体的な展開でした。 一方、内断熱工法も、防湿層と断熱材の納まり方に大きな注意を払いながら、木造在来工法の高断熱・高気密化の方法として普及しました。

また、枠組壁工法の決定版としてカナダのR-2000と銘打った工法が1980年代の終わり頃に日本に紹介されました。構造には2”×6”材を用いて、密度の高い繊維系断熱材をギッシリと詰め込んだものでした。

ただし、繊維系断熱材を用いる内断熱工法の難点は、十分な防湿工事が必要なことにあります。さらに、工事中や完成後の雨水対策が不十分な場合には、繊維素材特有の高い吸湿性によって、構造内部の腐食を早めてしまうことがあります。断熱材が厚くなればなるほど、腐食の危険性は増大すると言われています。この工法は、多雨多湿な日本(特に本州以南)においては、十分な注意を必要とする工法と言わざるをえないのではないでしょうか。

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外断熱工法

2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」は、住宅の断熱方法を見直すための大きな転機になりました。
この法律の施行により、これまで繊維系断熱材による内断熱工法を宣伝していたハウスメーカーなどが、突如として外断熱工法の優位性を唱え出すようになりました。

その理由として、

  1. 内断熱工法は、防湿工事と工事中及び完成後の雨水・雨漏対策が十分ではない限り、木材を腐朽させ「瑕疵保証」の問題を大きくする可能性がある。
  2. 室内温熱環境的に見ても、熱橋が多くかつ建物の熱容量を利用しにくい内断熱では制約が多い。
  3. 外断熱工法は資材のコストが割高になるが、完成度が高く、「住みごこち」と「資産の保全」というこれからの住宅の基本要件を満足する工法と評価し得る。

以上の3点が考えられます。

すなわち内断熱工法で建てる高断熱・高気密住宅では、住宅の基本性能にかかわる諸問題を本質的に解決することが難しいということでしょうか。
すでに1984年、私たちの前身であるカネカは「カネライト・ハウス工法」(KHK)を確立し、長年にわたって外断熱工法の正しい普及に努めてきました。
しかし残念なことに、外断熱と言いつつも壁のみ外断熱工法という、形だけの工法が存在することも事実です。

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「ソーラーサーキットの家」誕生

私たちは、1988年、「ソーラーサーキットの家」を一般に公開しました。
この家は、「カネライト・ハウス工法」(KHK)と名付けた比較的シンプルな形の外断熱工法ではあるが、住宅の基本性能にかかわる諸問題をほぼ解決する優れた性能にさらに改良を加え、本州・九州地域における4年間の実験開発を経て誕生しました。
北海道のような寒冷地に限定された工法ではなく、温暖で多雨多湿、日・年較差の大きい日本列島のどこにでも適応できる住みごこちにこだわった、日本の家として開発されました。

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高度な研修をクリアした契約工務店による、安心、納得の施工

ソーラーサーキットの家は、どの工務店でも施工できるわけではありません。
私たちの技術を深く理解し、私たちと契約した工務店だけが建てることができます。
この契約をより確かなものにするために、「SC技術者研修」「SC特約検査」(※)など独自の研修制度を設け、ソーラーサーキットに関わる施工技術の均一化と品質維持に努めています。

※「SC特約検査」とは、ソーラーサーキットの性能、機能をを出す為に、関連する部分における契約工務店の仕様・部材・設計・施工について検査するものです。

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